英語の比較級と最上級一覧
hiro8

こんにちは。
四流外資系社員の
安田トーシローです。

このサイトでは、英語苦手歴20年の筆者が
上級者では気づけない英語のポイントを
ド素人目線でわかりやすく紹介します。


どこかに
英単語の比較級・最上級の
わかりやすい一覧表がないか?
と探している方に作成しました!

 

素直に[er][more]が付くものから
不規則に変化する単語まで
初心者・初級者が使いそうな単語を
いろいろ集めました。
 

また[er]と[more]の
どっちを使えばいいのか分からん?
という方に、簡単にできる見分け方を
紹介しています。
 

英語の比較級への変化について

英単語の比較級への変化は
大きくわけて2つあります。
 

英単語の比較級への変化

  1. 形容詞・副詞 + er
  2. more + 形容詞・副詞

どちらを使うかは単語によって違います。
これが英語初心者を悩ませます。
 

例外は多々ありますが・・・

  1. 形容詞はer
  2. 副詞はmore

を使うことが多いです。
 

英語の最上級への変化について

英単語の最上級への変化は
大きくわけて2つあります。
 

英単語の最上級への変化

  1. 形容詞・副詞 + est
  2. most + 形容詞・副詞

どちらを使うかは単語によって違います。
これが英語初心者を悩ませます。
 

例外は多々ありますが・・・

  1. 形容詞はest
  2. 副詞はmost

を使うことが多いです。
 

英語の比較級の[er]と[more]

比較級にするときは
形容詞・副詞に[er]を付けるパターンと
[more]を付けるパターンがあります。

I’m older than him.
私は彼より年上です。
Gold is more valuable than silver.
金は銀より価値がある

このように2つのパターンがあります。
 

英語の比較級のパターン

  1. 形容詞・副詞 + er
  2. more + 形容詞・副詞

悲報です。
 

[er]と[more]のどちらを使うかは
使う単語によって異なり、
覚えるしかありません・・・。
 

若干朗報です!


基本的には
形容詞は[er]が多く、
副詞は[more]が多い。

 

それでも、どっちが形容詞か
わからなければ意味ありませんが…
 

副詞は[〇〇ly]というように
単語の後ろにlyが付くことが多いです。
 

英語の比較級に[er]を使う

比較級にするときは
形容詞・副詞に[er]を付けるパターンと
[more]を付けるパターンがあります。
 

前述の説明では・・・
 

基本的には
形容詞は[er]が多く、
副詞は[more]が多い。
 

と記載しましたが、
例外もあります。
 

そこで、もう一つ、
判断材料を紹介します。
 

単語の発音が
短いときに[er]を使い、
長いときに[more]を使う。
 

音節で[er]を判断する

比較的、2音節までの単語は
[er]を使うと言われています。
 

2音節というのは
母音が2つ入っていることです。
 

[a、i、u、e、o]
これが単語の中に2つまでなら
erを使う可能性が高い
ということです。
 

以下のような形容詞は
比較級に[er]、最上級に[est]
を使います。

意味 原級 比較級 最上級
大きい big bigger biggest
冷たい、寒い cold colder coldest
暑い、熱い hot hotter hottest
長い long longer longest
古い old older oldest
短い short shorter shortest
小さい small smaller smallest
若い young younger youngest

当然、例外もあります。
 

例えば、下記2つは形容詞ですが
比較級は[more]、最上級は[most]
を使います。

意味 原級 比較級 最上級
有名な famous more famous most famous
役立つ useful more useful most useful

[famous]の場合は
形容詞 + 母音3つ
でもmoreを使うという
最強例外の1つです。
 

実は、これらには特徴があって
単語の後ろに[…ous][…ful]
などがあるときはmore/mostを
使うことが多いです。
 

詳しくは、このあとで紹介しています。
 

[er]の付け方と例外

基本は単語の後ろに[er]を付けます。
 

が、しかし!
 

動詞が過去形や進行形に
変化するとき、例外があるように
形容詞(副詞)にも
変化の例外があります。

d・g・tのパターン

単語の最後が[d][g][t]で終わり
2音節までの場合は…
というかアルファベット3文字の場合、
[d][g][t]をもう一つ重ねて
[er]を付けることが多いです。
 

例えば、

意味 原級 比較級 最上級
赤い red redder rededest
悲しい sad sadder saddest
大きい big bigger biggest
暑い、熱い hot hotter hottest

例外も多く、2音節まででも
アルファベット4文字以上では
[d][g][t]をもう一つ重ねずに
[er]を使うことが多いです。

意味 原級 比較級 最上級
冷たい、寒い cold colder coldest
強く hard harder hardest
親切な、優しい kind kinder kindest
古い old older oldest

などは[d]を重ねませんし、
oldは3文字ですが[d]を重ねません。

意味 原級 比較級 最上級
長い long longer longest
若い young younger youngest

などは[g]を重ねません。
 

このような例外も多いため
やはり、1つ1つ覚えていくしか
ないと思います。

yのパターン

単語の最後が[y]で終わり、
2音節までの場合は
[y]を[i]に変えて[er]を
付けることが多いです。

意味 原級 比較級 最上級
忙しい busy busier busiest
前の、早く early earlier earliest
簡単な easy easier earliest
幸せな happy happier happiest
重い、大きい、重大な heavy heavier heaviest
運がいい lucky luckier luckiest
かわいい pretty prettier prettiest

ただし、前述したように
そもそも3音節以上では
[er]ではなく[more]を
使うことが多いです。

eのパターン

単語の最後が[e]で終わり、
2音節までの場合は
[e]のあとに[er]をではなく
[r]のみ付けることが多いです。

意味 原級 比較級 最上級
近い close closer closest
かわいい cute cuter cutest
晴れた、元気な、すばらしい fine finer finest
自由の free freer freest
大きい、広い large larger largest
よい、立派な nice nicer nicest
幅の広い wide wider widest

ただし、前述したように
そもそも3音節以上では
[er]ではなく[more]を
使うことが多いです。
 

ちなみに[close]は
2つの異なる同音異義語です。
 

close(閉じる)【動詞】
close(近い) 【形容詞】
 

比較級、最上級は、
形容詞または副詞の活用なので
[closer]は[より近い]という意味になります。
 

さらに、ちなみに、
野球用語でcloser(クローザー)という
言葉がありますが、こちらは[抑え投手]のことで、
close(抑える)er(人)です。
 

単語にerを付けると[~する人]を
あらわす名詞になり、比較級とは無関係です。

英語の比較級に[more]を使う

比較級にするときは
形容詞・副詞に[er]を付けるパターンと
[more]を付けるパターンがあります。

Gold is more valuable than silver.
金は銀より価値がある

単語の発音が長いときに[er]ではなく
[more]を使うことが多いです。
 

音節で[more]を判断する

比較的、3音節以上の単語は
[more]を使うと言われていますが・・・
 

[er]と[more]どちらを使うかは
非常にあいまいです。
 

3音節というのは
母音が3つ入っていることです。
 

[a、i、u、e、o]
これが3つ以上入っていると
moreを使う可能性が高い
ということです。
 

とはいえ、
短い単語でも[more]を
付けることがあります。

意味 原級 比較級 最上級
有名な famous more famous most famous
ゆっくり slowly more slowly most slowly
疲れた tired more tired most tired
役立つ useful more useful most useful

[slowly]には母音[o]が
1つしか入ってませんが、
[er]ではなく[more]を使います…。
 

単語の後ろに[ly]が付く副詞
のときはmoreが多いです。
 

ful・less・ous・ing・ed・ish・ableのパターン

単語の語尾に以下のような
文字が付いている形容詞は
[more]を使うことが多いです。

ful
less
ous
ing
ed
ish
able

例えば、

fulが付く単語

意味 原級 比較級 最上級
美しい beautiful more beautiful most beautiful
注意する careful more careful most careful
カラフル colorful more colorful most colorful
役立つ helpful more helpful most helpful
希望に満ちた hopeful more hopeful most hopeful
嬉しい、楽しい joyful more joyful most joyful
役立つ useful more useful most useful
力強い powerful more powerful most powerful

lessが付く単語

意味 原級 比較級 最上級
時代を超えた timeless more timeless most timeless
絶望的な hopeless more hopeless most hopeless
永遠の、年を取らない ageless more ageless most ageless
落ち着かない restless more restless most restless
不注意な careless more careless most careless
息を切らした breathless more breathless most breathless
終わりない endless more endless most endless

ousが付く単語

意味 原級 比較級 最上級
心配して anxious more anxious most anxious
おいしい delicious more delicious most delicious
意識している conscious more conscious most conscious
有名な famous more famous most famous
驚くべき fabulous more fabulous most fabulous
寛大な、たくさんの generous more generous most generous
気づかない oblivious more oblivious most oblivious

ingが付く単語

意味 原級 比較級 最上級
驚くべき amazing more amazing most amazing
思いやりのある caring more caring most caring
ワクワクさせる exciting more exciting most exciting
興味深い interesting more interesting most interesting
大胆な daring more daring most daring

edが付く単語

意味 原級 比較級 最上級
老いた、年数を経た aged more aged most aged
関心のある interested more interested most interested
驚く surprised more surprised most surprised
疲れた tired more tired most tired
慣れて(be used to)、中古の、
※[~したものだった(used to)]の意味では使用しない
more used more used more used

ishが付く単語

意味 原級 比較級 最上級
男の子のような boyish more boyish most boyish
お茶目な elfish more elfish most elfish
けばけばしい garish more garish most garish
女の子らしい girlish more girlish most girlish
ぜいたくな lavish more lavish most lavish

ableが付く単語

意味 原級 比較級 最上級
責任がある liable more liable most liable
できない unable more unable
※unablerも使う
most unable
※unablestも使う
使うことができる usable more usable
※usablerも使う
most usable
※usablestも使う
社交的な、感じの良い amiable more amiable
※amiablerも使う
most amiable
※amiablestも使う
有能な capable more capable most capable

英語の比較級の不規則変化

通常であれば、
比較級への変化は
[er]または[more]を付けます。
 

ところが、
形そのものが
変化する単語があります。

意味 原級 比較級 最上級
良い good better best
上手に well better best
悪い bad worse worst
悪い ill worse worst
多い many more most
たくさんの much more most

よく使う単語は
それほど多くないので
暗記してしまいましょう。
 

lateは意味によって使い分ける例外

稀に意味によって
異なる単語があります。
 

初級者が知っておくべき
単語はlateです。

意味 原級 比較級 最上級
時間が遅い late later latest
順序が遅い late latter last

あえて発音をカタカナで書くと
[時間が遅い]は
レイト、レイター、レイテスト
[順序が遅い]は
レイト、ラター、ラスト
 

oldは限定的に使い分ける例外

oldは基本は下記の変化です。

意味 原級 比較級 最上級
年取った、古い old older/elder oldest/eldest

特に英語初級者は
比較級で[older]を、
最上級で[oldest]を、
使っていれば問題ないと思います。
 

older/oldestは年齢の年上
elder/eldestは家族内の年上
 

英国ではこのようになっていますが
米国では普通にolder/oldestを
使うようです。


eiderを使う場合は、
①家族②限定用法(名詞の前に置いて修飾する)
に限ります。

 

【名詞の前にくる限定用法】
[〇] My elder brother is an engineer.
私の兄はエンジニアです。

このようにbrotherという名詞の前に
持ってくることはできますが。

【名詞の後にくる叙述用法】
[×] He is elder than me.
彼は私より年上です。

このような比較はできません。
 

また、olderは物や人に使えますが、
elderは人物のみしか使えません。
 

farに関しての例外

2通りの単語があるものの
現在では、どちらでも使える
という例外があります。

意味 原級 比較級 最上級
遠くに、はるかに
(距離・空間の隔たり)
far farther farthest
遠くに、はるかに
(時間・数量の隔たり)
far further furthest

実際には、
further(比較級)、furthest(最上級)
で通用するようです。
 

英語初心者はこの
far-furthe-furthest
を覚えてしまいましょう。
 

使い分けるにしても
発音が難しいですけど…

littleに関しての例外

littleは3通りもある例外単語です。

意味 原級 比較級 最上級
少ない little less least
小さい little smaller smallest
小さい(米) little littler littlest

この3番目の
[little-littler-littlest]は
アメリカ英語の俗語っぽい言葉のため
ネイティブが使ったとしても
英語初級者は使いません。
 

このため比較級なら、
[少ない]はless
[小さい]はsmaller
を使いましょう。
 

[er]と[more]どちらも使える例外

[er]と[more]のどちらを
使ってもよい単語があります。

意味 原級 比較級 最上級
大変な awful more awful
awfuller
most awful
awfullest
ありそうな likely more likely
likelier
most likely
likeliest
愛らしい lovely more lovely
lovelier
most lovely
loveliest
簡単な simple more simple
simpler
most simple
simplest
確かな sure more sure
surer
most sure
surest
楽しい pleasant more pleasant
pleasanter
most pleasant
pleasantest
静かな quiet more quiet
quieter
most quiet
quietest

まとめ

比較級と最上級の
単語を紹介してきました。

基本的には以下のように
変化します。
 

英単語の比較級への変化

  1. 形容詞・副詞 + er
  2. more + 形容詞・副詞

 

英単語の最上級への変化

  1. 形容詞・副詞 + est
  2. most + 形容詞・副詞

 

次回は最上級を
紹介します。