こんにちは。
四流外資系社員の
安田トーシローです。
このサイトでは、英語苦手歴20年の筆者が
上級者では気づけない英語のポイントを
ド素人目線でわかりやすく紹介します。
今回は未来進行形の記事ですが、
極端に言えば・・・
未来進行形を使う必要はありません!
以上です。。。
としたいところですが、
この記事の尺が余ってしまうので、
覚えておくべきポイントを
しっかり列挙しておきます。
未来進行形は現在進行形のように
実際に行っている動作ではなく、
まだ起きていないことなので
未来形でも未来進行形でも同じです。
明日テニスします。【未来形】
これらの違いはニュアンスだけですが、
このあたりを詳しく紹介します。
目次
英語の未来進行形は何を伝えるのか?
未来進行形は以下のようなことを
あらわすときに使います。
- 未来の動作の強調
- 起きる可能性の高いこと
- 現在の推量
主にこの3つが
未来進行形の基本です。
- ~しているだろう
- ~しているでしょう
- ~しているつもりです
- ~することになっている
あえて一覧表にすると
上記のようになりますが、
実際の翻訳では[だろう、でしょう]は
言わないことが多いです。
いちいち[だろう]を付けずに!!!
[明日テニスしています]
といった感じにすることが多いです。
時制の用途と時間幅
【時制の用途】
時制 | 用途 |
---|---|
未来進行形 | 未来の動作の強調起きる可能性の高いこと現在の推量 |
【時制の時間幅】
時制 | 時間幅 |
---|---|
未来進行形 |
未来進行形では、
[未来のこと]と[現在の推量]の
2つの時制をあらわすことがあります。
例文
例えば下記のような
文章は勉強で習うような未来進行形です。
明日はテニスしているでしょう。
来年の今頃はハワイで泳いでいます。
もうすぐ雨が降ってきます。
英語の未来進行形の基本
英語の未来進行形は下記の形が基本です。
当然ですが、
~の部分には動詞が入ります。
[will]が[~だろう、でしょう]という
意味が基本なので、
これの進行形表現になります。
未来進行形の基本的な日本語訳は
以下のようになります。
あとは、その都度の意味に
合わせることになります。
~しているでしょう
~しているつもりです
~することになっている。
明日はテニスしているでしょう。
[明日はテニスしているでしょう]
[明日はテニスしているだろう]
または
[明日はテニスをします]
どれでもお好きなように・・・
英語の未来進行形と動作の強調
進行形に共通することですが、
[動詞の強調]するときに進行形を使います。
明日はテニスをします。
明日はテニスします。
日本語にしてしまうと違いがありません。
あえて進行形らしく
[テニスをしているでしょう]
[テニスをしているつもりです]
などとしてもよいですが…。
英語の場合[playing]の方が
動作を含めたニュアンスになるので
テニスをしている雰囲気を伝えられます。
[play]ではなく[playing]に
することによって、
ボールを打ち返す様子や
コートの中を走り回っている様子を
生々しく伝えられます。
日本語が母国語の日本人には
ちょっと想像しにくいですが。。。
動作を生しく伝えたい
動作を強調して伝えたい
このようなとき進行形を使います。
英語の未来進行形と起きる可能性の高いこと
英語の未来進行形で
[起きる可能性の高いこと]を
伝えることができます。
非常に便利な表現です。
例えば、
「この分だと明日は残業になるなあ…」
といった表現を未来進行形で使います。
明日は残業しています(明日は残業になるなあ)。
来週、会議があります(この分だと会議があるなあ)。
1.このままでいくと
2.自分の意志とは関係なく
「~することになっている。」
「~しているでしょう。」
という場合、未来進行形が使えます。
参考までに、
普通に日常会話で
「来週会議があります」と他人に言うなら
今ある予定を言うので時制は[現在]で
現在進行形を使うことが多いです。
来週、会議があります。
これは
[予定]+[実現度が高い]+[準備している]
というケースで現在進行形が使われます。
未来に向かって進行している
ということで、この場合は、
会議に向けて前準備している雰囲気も
醸し出すことができます。
以下のように現在形でも
予定を伝えられます。
来週、会議があります。
こちらは
[予定]
というケースで使われます。
動詞の[ing]進行形ではないので
前準備感はありません。
英語の未来進行形で現在の推量
英語の未来進行形は
あまり使わないかもしれませんが、
[現在の推量]は使うことがあります。
willの意味の1つ[だろう]は
未来のことだけでなく
現在の推量としての意味があります。
今、大阪では雨が降ってるでしょう。
ちなみに、
[now]を[tomorrow]にすると
明日、大阪では雨が降ってるでしょう。
[now]と[tomorrow]以外は
同じ文章です。
ネイティブの人には、
「このwillは[現在の推量]として使ってるな?」
的な発想はないと思います。
おそらく未来や推量のような
不確定なことに対して
willを無意識に使っていると
思われます。
日本語は本当に英語との
相性が悪く難しいですね。
ちなみに、未来形で
今、大阪では雨でしょう。
これでも当然OKです。
未来形も未来進行形も
[現在の推量]の意味があります。
両者の違いは、
やはりニュアンスです。
単なる雨なのか
雨が降っている情景を
伝えたいのかの違いです。
雨がザーザー降ってる様子を
伝えたい~!
というとき進行形にするよ。
まとめ
未来進行形は以下のようなことを
あらわすときに使います。
- 未来の動作の強調
- 起きる可能性の高いこと
- 現在の推量
- ~しているだろう
- ~しているでしょう
- ~しているつもりです
- ~することになっている
【時制の用途】
時制 | 用途 |
---|---|
未来進行形 | 未来の動作の強調起きる可能性の高いこと現在の推量 |
【時制の時間幅】
時制 | 時間幅 |
---|---|
未来進行形 |
未来はまだ起きていないことなので
未来形でも未来進行形でも
どちらを使っても同じようなことです。
明日プールで泳ぎます。
明日プールで泳いでいます。
これらはニュアンスの違いだけです。
未来進行形でよく使う表現としては
2番目に紹介した「起きる可能性の高いこと」
これは意外と便利です。
明日は残業しています(明日は残業になるなあ)。
次回は現在完了形を
紹介します。