こんにちは。
四流外資系社員の
安田トーシローです。
このサイトでは、英語苦手歴20年の筆者が
上級者では気づけない英語のポイントを
素人目線でわかりやすく紹介します。
ド素人が解説!
いまさら人に聞けない
英語の1文型を詳細に紹介!
目次
英語の第1文型の例文
第1文型の例文を
紹介します。
第1文型は単純で
伝えられる情報が
少ないのが特徴です。
それでも様々なタイプの
例文を用意しました。
最も単純な構成の例文
私は生きています。
私が行きます。
彼女は来る。
彼は走る。
私です。
私は到着した。
ハプニングが起きた。
動詞の後に前置詞が入る例文
彼女はパーティーに来ました。
私は学校に通ってます。
彼は東京に住んでいます。
とても痩せた女性が来た。
副詞が入る例文
私は今家に着いたところです。
私は今日早く起きた。
彼女はわずかに笑った。
彼女はゆっくり話す。
去年の今頃学校に行った。
現在進行形が入る例文
彼は泳いでいる。
私は走っています
犬がジャンプしている
疑問文の例文
私たちは行きますか?
私たちは行きますか?
歩けますか?
これらの文章で
分かりにくそうなものは
できる限り下記で紹介しています。
英語の第1文型の見分け方と特徴とは
第1文型は以下のような
要素からなります。
第1文型の特徴は
以下の3つです。
- 動詞は必ず自動詞がくる
- 「主語」「動詞」だけで完成する
- 動詞の後は前置詞句(前置詞+名詞)または副詞がくる
英語の第1文型の動詞は必ず自動詞がくる
上で紹介したように
この文型にくる動詞は自動詞です。
辞書を調べるときには
「自動」と書かれた部分の意味を
調べましょう。
自動詞の用法しかない動詞【簡単な単語一覧】
ここに自動詞の機能しかない
動詞一覧を列記します。
これらの動詞が出てきたら
第1文型か第2文型
のどちらかになります。
自動詞 | 意味 |
---|---|
amount | 合計~に達する |
appear | ~のように見える、現れる |
arrive | 着く |
be | 存在する、いる、ある |
center | 集まる |
dance | ダンスする |
die | 死ぬ |
fall | (雨が)降る、倒れる、落ちる |
happen | 起こる、たまたま~する |
jump | 跳ぶ |
laugh | 笑う |
listen | 聞く、聴く |
matter | 重要である、問題である |
remain | 残る、~のままである |
result | 起こる、~の結果となる |
seem | ~のように見える、思われる |
sleep | 眠る |
swim | 泳ぐ |
talk | 話す |
travel | 旅行する |
英語の第1文型は主語と動詞だけで完成する
以下は2語だけで
完成する例文です。
彼女は来る
彼は走る。
このように主語と動詞だけで
文が完成するのが特徴です。
ところが、
実際の英語で
こんな2語で完了することは
少ないと思います。
英語の第1文型の動詞の後にくるワード
第1文型は[主語+動詞]で
成立します。
ところが、
余計なワードが入る
ことも多々あります。
このため、見分け方で
困っている人もいるのではないか
と思います。
定番の見分け方ではダメ
第1文型は、、
「主語+動詞だけで文が成立する」
とよく言わます。
これが定番の見分け方になっていますが、
ハッキリ言って
見分け方になりません。
【第3文型】I study English. 私は英語を勉強しています。
I(主語) study(動詞)だけで
意味が通じる気もしますが、
後ろにEnglishを付けても
いい気がします。
[study]は自動詞・他動詞
両方の機能があります。
第1文型でも第3文型でも
どちらも可能です。
そこで、決定的な見分け方として
次のケースが参考になります。
動詞の後に前置詞句(前置詞+名詞)がくるケースが多い
彼女はパーティーに来ました
私は学校に通ってます。
彼は東京に住んでいます
このように動詞の後に
前置詞+名詞がくると
全て第1文型です。
※例外はこの後で紹介します。
これが一番わかりやすい
ポイントになると思います。
She came (to the party).
「彼女は来た」で意味が完結します。
「to the party」は
前置詞句(to+名詞)で
5文型ではM(修飾詞)と呼ばれ、
文型判断から除外できます。
前置詞句の第1文型説が崩壊?
しかし、例えば、
この[put on]を1つの動詞と
考えると第3文型になります。
第3文型は、別の記事で紹介します。
彼は勉強を諦めた。
彼女はその犬を見た。
私は音楽を聴く。
私は箸を置いた
このように一塊で
特定の意味を成すときは
一語とみなすことが多いです。
そうなると
主語+動詞+目的語(SVO)
となるため
第3文型とみなします。
そもそも文章の意味を
考えてみてください。
彼は[勉強を]諦めた。
彼女は[その犬を]見た。
私は[音楽を]聴く。
私は[箸を]置いた
このように「~を」という
明らかな目的語が入っています。
こうなると第3文型だと
わかると思います。
このように
第1文型と第3文型は
紙一重の差となることがあります。
文型は考え方次第で
変わってしまいます。
もしかすると、教える先生によっては
第3文型だと説明するかもしれません。
そんなときは
それは違いますよ先生!
とは言わず、空気を読んで
長い物には巻かれましょう。
句動詞は超重要
第1文型では、
見分け方よりも
重要なことがあります。
put on
turn off
get up
これらの
動詞+前置詞
動詞+副詞
というパターンの
句動詞の意味を覚えることです。
これらは[句動詞]のほかにも
[イディオム][熟語]
[群動詞][複合動詞]
などと呼ばれています。
日常英会話では、句動詞が
非常に多く使われます。
そして、これが日本人泣かせです。
というのも、
意味を知っていなければ
分からないことが多いからです。
putは「置く」
ですが…。
でも
put off 「延期する」
という意味になります。
turnは「回転する」
ですが…。
でも
turn off 「(電気などを)消す」
という意味になり、
もはや[回転]とは
全く違う意味になっています。
putもonもturnもoffも
中学英語といえば中学英語です。
ですが、
単語のときと違って
句動詞になると
全く違う意味に
なっています!
しかし、日常会話では
このパターンが非常に多いです。
「日常会話は中学英語で十分」
という言葉を聞くこともありますが、
その正体の1つがコレです。
実際の英語では
難しい単語よりも句動詞を使って
様々な意味を表現しています。
1つ1つの単語は簡単でも
知らなければば絶対にわからない
という句動詞が多々あります。
句動詞が出たら第1文型じゃない?
既に上述していますが、
句動詞は一つの動詞と
見なすのが一般的になっています。
こうなると第1文型
ではない可能性が
でてくるので
注意が必要です。
彼女は彼を見た。
look atを1語の動詞と見ると
後ろの[him]が目的語になるので
第3文型です。
彼女は[彼を]見た。
という訳からも
[彼を]という目的語が入っています。
あらかじめ句動詞を
全て覚えるのは不可能です。
数が多すぎます。
句動詞っぽいワードで
「~を」という訳の文章は
要注意です。
英語の第1文型は副詞に惑わされるな
どの文型でも
副詞がでてきたら
無視します。
副詞は文型判断から
除外します。
副詞というのは
以下のようなワードです。
すべて、一概に、ことごとく
いつも、ときどき、通常は、たまに、きわめて
たぶん、きっと、おそらく、絶対に、案の定
今後、実は、ちょうど
例えば
私は今家に着いたところです。
これはわりと
引っ掛け問題っぽいです。
[just]は副詞です。
ここでは[今]と訳しています。
これを除くと
私は家に着いたところです。
これだと第3文型か?
と思う人が
いるかもしれません。
実は[home]も[家に]
という意味の副詞です。
副詞と前置詞句は修飾語(M)
なので文型判断から外します。
私は着いた。
この2語だけ残って
第1文型です。
もし第3文型なら
[主語+動詞+目的語]
なので
[home]の位置に
目的語が来ないといけません。
home(家に)は
目的語になりません。
もう1つ
見てみましょう。
私は今日早く起きた
この[up][early][today]は
全て副詞です。
英語の第1文型はto不定詞と前置詞句に注意
第1文型は[主語+動詞]です。
これに余計な言葉を
加えるとすると
全て修飾語(M)です。
修飾語というのは
副詞と前置詞句です。
副詞は徐々に
知識を増やしていく
しかありません。
ややこしいのは
to不定詞と前置詞句(to+名詞)
の区別です。
私は東京に行った
私は泳ぎたい
[to Tokyo]は前置詞+名詞
なので前置詞句です。
修飾語になるので
文型判断から除外できます。
これに対して
[to swim]は前置詞+動詞
なのでto不定詞です。
特に、この例の場合は
to不定詞の名詞用法で
[泳ぐこと]という
名詞的な役目をはたします。
私は[泳ぐことを]したい
ということで[to swim]は
目的語で第3文型です。
英語の第1文型の使用目的
で、結局
第1文型の使用目的は何?
という疑問がわくと思います。
どんなときに
使っているのか
というと…。
- 主語の状況を説明する
第1文型に目的語はありません。
伝えられる表現は割と単純です。
机が移動した。
このように
主語がどうした?
という状況説明のときに
第1文型を使います。
私は机を移動した。
これは[机]が目的語になり
主語が机を動詞した…
という文章になります。
第1文型では、
主語は泣いた【I cried.】
主語は泳いだ【I swam.】
といった主語の状況説明に
使うことが多いです。
まとめ
英語の第1文型は
以下の構成となっています。
第1文型の特徴は、
大きくわけて3つあります。
- 動詞は必ず自動詞がくる
- 「主語」「動詞」だけで完成する
- 動詞の後は前置詞句(前置詞+名詞)または副詞がくる
第1文型の使用目的は、
以下のような場合です。
- 主語の状況を説明する
次は第2文型の
例文と見分け方を
紹介していきます。