こんにちは。
四流外資系社員の
安田トーシローです。
このサイトでは、英語苦手歴20年の筆者が
上級者では気づけない英語のポイントを
素人目線でわかりやすく紹介します。
ド素人が解説!
思わず逃げ出したくなる
英語の2文型を詳細に紹介!
目次
英語の第2文型の例文
第2文型の例文を
紹介します。
第2文型はよく使われる動詞が
ある程度決まっているのが
特徴です。
様々なタイプの
例文を用意しました。
be動詞を使った例文
私は学生です。
私は2年前から大学生です。
彼女は美しい。
これはペンです。
彼らは頭がいい。
私は学校に遅刻した。
お会いできてうれしいです。
感覚をあらわす動詞を使った例文
私は今気分がいい
いい匂いがする。
それは奇妙に聞こえる。
ケーキの味がいい。
彼女は幸せそうに見える
それはありそうです。
状態あらわす動詞を使った例文
彼女は沈黙を守っている。
彼女は歩き続けた
彼は黙ったまま。
彼女は隅っこに立ったままだった。
横になってテレビを見ていた。
彼女は立ったまま彼を見つめていた。
そこから離れて!
彼はチームリーダーになった。
彼の顔が真剣になった。
何がいけなかったの?
買い物に行きました。
His face turned white with fear
His face went white with fear
彼の顔は恐怖で青くなった
夢が実現した。
これらの文章で
分かりにくそうなものは
できる限り下記で紹介しています。
英語の第2文型の見分け方と特徴とは
第2文型は以下のような
要素からなります。
第2文型の特徴は
以下の4つです。
- [主語 = 補語]の状態が成立する
- 動詞はbe動詞で書き換え可能
- 補語には名詞・形容詞がくる
- 動詞は必ず自動詞がくる
英語の第2文型は[主語=補語]が成立する
「主語 = 補語」が
成立するのが第2文型です。
私は学生です。
これはペンです。
彼女は美しい。
彼女は幸せそうに見える
真ん中の動詞は
「=」の役目を果たします。
左右が同じ意味をあらわす
ということになります。
私 = 学生
これ = ペン
彼女 = 美しい
彼女 = 幸せ
もともと、be動詞は
左右が=の意味になるのは
良く知られていると思います。
第2文型ではbe動詞以外の
一般動詞でも=が成立します。
実際の場面で登場する英文
上述した例文は
比較的簡単なものを
紹介しました。
しかし、
実際の英会話では、
もっと余分な情報が
加わることが多いです。
例えば、
私は2年前から大学生です。
2年間という期間が加わったため
「am」という動詞が時制の変化により
「have been」に変化しました。
時制については別記事で
じっくり解説しますので
ここでは「そんなもの」程度に
覚えてきましょう。
重要なことは
「私は2年前から東京の大学生です」
から要素を抽出することです。
この文型の最も重要な目的が
要素の抽出です。
主語・動詞・目的
この3つを選びだすことです。
「私は2年前から東京の大学生です」は
「私は(2年前から)(東京の)大学生です」
この()で囲まれたものはM(修飾詞)です。
「私は(I) 大学生(a college student) です(am)」
これを抽出できれば文型の学習は終了します。
そして「私=学生」なので
第2文型です。
第2文型のbe動詞以外の動詞
自動詞 | 意味 |
---|---|
seem | ~のように思われる |
look | ~のように見える |
became | ~になる |
feel | 合計~に達する |
smell | ~のにおいがする |
sound | ~に聞こえる |
taste | ~の味がする |
keep | … |
continue | … |
stay | … |
get | … |
go | … |
come | … |
grow | … |
fall | … |
turn | … |
hold | … |
lie | … |
run | … |
prove | … | die | … |
stand | … | appear | … |
ここに挙げた動詞は
第2文型の専門ではないので
注意してください。
このため、
単純に動詞を覚えても
意味がないと思います。
第2文型は、
非常に特殊な文章です。
特殊過ぎて日本語訳を
付けられません…。
基本的には動詞を挟んで
左右が=の意味になれば
正解です。
基本的には「~の状態になる」
というニュアンスです。
他えば、
夢が実現した。
これなんて[come]は[来る]
ではありません。
[夢が本当の状態になる]
というニュアンスがあって
[夢が実現した]と訳しています。
この文型は日本語訳が
非常にやっかいなものが多く、
日本語訳から英文を
想像するのが難しいのも特徴です。
次も訳が難しい例文です。
His face went white with fear
彼の顔は恐怖で青くなった
これなんて知らなければ
絶対訳せません。
whiteの代わりにpaleを
使うケースもあります。
turn whiteまたはgo whiteで
白くなる…ではなく
青くなる(青ざめる)
という意味になります。
ところが、
ネットの翻訳サイトで
翻訳したところ…
彼の顔は恐怖によって白くなった【エキサイト翻訳】
と訳されました!
これだと、コウメ太夫とか
野性爆弾のクッキーの白塗り顔
を思い浮かべてしまいます。
翻訳サイトでもこんな状況。
ド素人レベルか!
お前はオレか!
これを見る限りは
使える自動翻訳機が出るのは、
まだまだ先になりそうです。
英語の一般動詞の第2文型が特殊な件
第2文型は下記4点を
満たす必要があります。
- [主語 = 補語]の状態が成立する
- 動詞はbe動詞で書き換え可能
- 補語には名詞・形容詞がくる
- 動詞は必ず自動詞がくる
特に一般動詞の第2文型は
かなり特殊だと思います。
私は買い物に行きました。
[私=買い物をしてる]状態で
第2文型
私は家に行きました
[home]は副詞なので
文型判断から除外するため
こちらは第1文型
私は学校に行きました。
[to school]が前置詞句なので
文型判断から除外するため
こちらも第1文型
このように
go(went)を使っても
必ず第2文型になるわけでは
ありません。
また、日本人が使いにくい
表現も多いです。
一年が過ぎた。
こちらは、
[One year(1年) = past(経過した)]
状態になるので第2文型です。
ただし、ちょっと英語に
慣れてきた日本人なら
通常は以下のような文を
考えてしまいます。
One year passed.
なぜ、わざわざ
[go(went)]を挟むのか?
このように
日本人が使いにくい
表現も多いです。
keepを使って第2文型を作れ
最初に紹介した例文では
以下のような文書を作りました。
彼女は沈黙を守っている。
これは第2文型ですが、
[沈黙]の部分が秘密だったら
She is keeping a secret.
彼女は秘密を守っている。
このような文章になり、
[a secret(秘密)]は名詞ですが、
主語+他動詞+目的語
ということになるので、
第3文型になります。
なによりも
[私=秘密]の状態
は成立しません。
[私=沈黙]の状態
だからこそ第2文型が
成立します。
私は荷物を保管している。
これも
主語+他動詞+目的語
になるので、
[私=荷物]の状態
は成立しません。
私はお荷物です!
私は起きています。
これなら
[私=目が覚めている]状態
が成立します。
しかし、
日本人が普通に
英文を考えるとすると…。
私は起きています。
このように
be動詞を使います。
お馴染みの翻訳サイトで
確認したところ…
I get up. 【エキサイト翻訳】
ほらね
I keep awake.
にならない…
一般動詞で第2文型を
使うときは、かなり特殊だと
思います。
このように、
いざ第2文型を作るとなると
意外と難しいのが
実感できると思います。
英語の第2文型の使用目的
で、結局
第2文型の使用目的は何?
という疑問がわくと思います。
どんなときに
使っているのか
というと…。
- 主語の状態を説明する
第1文型、第2文型とも
目的語はありません。
第1文型は主語の状況を
伝えるのに使用されます。
これに対して
第2文型は主語の状態を
伝えるのに使われます。
私は学生です。
私=学生の状態
彼女は美しい。
彼女=美しい状態
ケーキの味がいい。
ケーキ=味がいい状態
このように第2文型は
主語の状態を説明する
ときに使います。
状態文型と覚えましょう。
状態文型って
私が勝手に名付けただけ
なので人に
言わないでください…
まとめ
第2文型は以下のような
要素からなります。
第2文型の特徴は
以下の4つです。
- [主語 = 補語]の状態が成立する
- 動詞はbe動詞で書き換え可能
- 補語には名詞・形容詞がくる
- 動詞は必ず自動詞がくる
第2文型の使用目的は、
以下のような場合です。
- 主語の状態を説明する
次は第3文型の
例文と見分け方を
紹介していきます。