第3文型
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こんにちは。
四流外資系社員の
安田トーシローです。

このサイトでは、英語苦手歴20年の筆者が
上級者では気づけない英語のポイントを
素人目線でわかりやすく紹介します。


ド素人が解説!
さすがにサルではわからない
英語の3文型を詳細に紹介!

 

英語の第3文型の例文

第3文型の例文を
紹介します。
 

簡単な例文が多いですが、
様々なタイプを用意しました。

目的語に名詞・代名詞が入る例文

I have a cell phone.
私は携帯電話を持っています

 

I bought a car.
私は車を買った

 

He loves her.
彼は彼女が好きです

 

She saw a movie.
彼女は一本の映画を観た。

 

This means success.
このことは成功を意味する

 

The president visited France last year.
大統領は去年フランスを訪問した。

 

He spoke English.
彼は英語で話していた

 

I helped him so hard.
私は一生懸命に彼を助けた

 

I need something to drink.
何か飲みたい

 

彼女は来週、ホームパーティーで食事を作ります
She will make a meal at a home party next week.

 

I enjoyed the most popular movie in the world now
私は今世界で一番人気の映画を楽しんだ

 

She teaches English to her friends every Sunday.
彼女は毎週日曜日に英語を友達に教えています

目的語にTo不定詞(名詞用法)が入る例文

I like to swim.
私は泳ぐことが好きです。

 

I want to play table tennis.
私は卓球したい

 

I want to know where this computer is sold.
私はこのPCが売ってる場所を知りたい

目的語に動名詞(ing)が入る例文

I like swimming.
私は泳ぐことが好きです。

 

He quit smoking.
彼はタバコを吸うのをやめた。

 

I gave up looking for my wallet.
私は財布を探すのを断念した

目的語に名詞節(that節など)が入る例文

I thought he was studying.
私は彼が勉強していたと思った

 

I knew (that) it was the French (that) my friend was learning.
私はそれが友達の習っているフランス語だと分かった

 

I think (that) he likes curry.
彼はカレーが好きだと思います。

目的語に名詞節(if文・whether文)が入る例文

I don’t know if she’s going to join us.
彼女が参加するかどうかわかりません。

 

I’ve decided whether or not to join tomorrow.
明日参加するかどうか決めました。

目的語に名詞節(疑問詞)が入る例文

I learned how to swim.
私は泳ぎ方を勉強した。

 

I bought what I wanted to buy.
買いたいものを買いました。

 

I know how to fish.
私は釣りのやり方が分かった

 

I know how to make it.
どうやって作るか知っています

 

I know where he is.
私は彼がどこにいるか知っます

 

I forget where I bought this computer.
私はこのPCをどこで買ったのか忘れた。

 

Tell me what you saw.
あなたがみたことを教えて。

 

Do you know when the movie starts?
いつ映画が始まるか知ってますか。

 

これらの文章で
分かりにくそうなものは
できる限り下記で紹介しています。
 

英語の第3文型の見分け方と特徴

第3文型は以下のような
要素からなります。
 

第3文型: 主語(S) + 動詞(V) + 目的語(O)

第3文型の特徴は
以下の4つです。
 

第3文型の特徴

  1. [主語]は[目的語]を[動詞]するが基本
  2. 目的語にくるのは名詞か名詞節が多い
  3. 動詞は必ず他動詞がくる
  4. 主語(s) ≠ 目的語(O)

 

英語の第3文型は主語・動詞・目的語

英語の第3文型は
[主語]が[目的語]を[動詞]する
これが基本です。
 

第1文型は主語+動詞という
2つの要素で構成されています。
 

これに対して第3文型は
もう1つ目的語という要素が
入ります。
 

【第1文型】私は勉強しています。
【第3文型】私は[英語を]勉強しています。

このように「〇〇を」という
目的部分が追加されているのが
この文型の特徴です。

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とはいえ、日本語の
「てにをは」は訳し方によって
変わってしまうので、
闇雲に暗記しないように
してください。

例えば、
 

I like swimming.
私は[泳ぐことが]好きです。

このように文章によっては
[~を][~が]
などの訳になります。

英語の第3文型の目的語は名詞か名詞節が多い

第3文型は
主語(S)+動詞(V)+目的語(O)
という形ですが、
目的語には様々なワードが
入ります。
 

もっとも一般的に
説明されているものとしては
「名詞」だと思います。
 

名詞といっても
名詞的な機能のものは
全て入ります。
 

名詞
代名詞
To不定詞(名詞用法)
動名詞(ing)
名詞節(that節など)

目的語に入る名詞

名詞について
わざわざ説明する必要は
ないとは思います。
 

I bought [a car]. 私は[車を]買った

このように目的語には
名詞が入ることが多いです。

目的語に入る代名詞

代名詞というのは
読んで字のごとく
代理となる名詞です。


I、my、me
you、your、you
he、his、him
she、her、her

などは人称代名詞と
呼ばれるものです。
 

he likes [her]. 彼は[彼女が]好きです

その他、


something、anything、
everything、nothing、

などは不定代名詞と
呼ばれるものです。
 

I need [something to drink]. [何か]飲みたい

ちなみに、somethingの後の
to drink(to + 動詞)はto不定詞です。
ここでは名詞(不定代名詞)を修飾する
形容詞用法として使われています。
 

to不定詞の名詞用法は
第3文型の目的語として
よく使われます。
 

この次に紹介します。

目的語に入るTo不定詞

[to + 動詞の原形]
これがto不定詞です。
 

I like [to swim]. 私は[泳ぐことが]好きです。

toは前置詞ですが、
前置詞句ではありません。


前置詞句は5文型の要素から
除外できますが、to不定詞は
除外できません。

 

to不定詞には
名詞、形容詞、副詞の機能があり、
この場合はTo不定詞の
名詞用法です。
 

第3文型の目的語に
使うことができます。

目的語に入る動名詞(ing)

動名詞は、
[動詞 + ing]で「~すること」
という名詞的な機能になります。
 

【動名詞】I like [swimming]. 私は[泳ぐことが]好きです。

ちなみに、進行形でも
[動詞 + ing]を使います。
 

【進行形】I am swimming. 私は泳いでいます。

この場合の[swimming]
は動名詞ではなく
「(現在)分詞」というもので
動名詞とは使い方が異なります。

目的語に入る名詞節

第3文型は
主語(S)+動詞(V)+目的語(O)
という形ですが、
目的語には入るのは
1語とは限りません。


目的語という用語なので
1語だと思うかもしれませんが、
むしろ、実際の英語では
長い文章が入ることが多いです。

特に長文では、
この目的語には
that節などの名詞節が
入ることが多いです。
 

ただし、thatは
省略されることもあります。
 

名詞節の「節」というのは
文章の単位のことです。
 

主語と動詞のワンセットが
入っています。
 

以下のようなものが
名詞節です。
 

第3文型の特徴

  1. that
  2. if文・whether文
  3. 疑問詞

that節

下記は無理やり
thatを入れていますが、
このような長さの文や会話文では
省略することが多いです。
 

I think (that) he likes curry. 彼はカレーが好きだと思います。

thatが省略していても
文型判断には関係ありません。
 

I knew (that) it was the French (that) my friend was learning.
私はそれが友達の習っているフランス語だと分かった

 

このように、
長い文章でも第3文型です。
 

英字新聞や雑誌の記事などでは
もっともっと長い文章が
多数あります。
 

この例で言うと、
I knew that節
となっている時点で
第3文型です。
 

that以下がどんなに長くても
第3文型です。

if文・whether文

if文・whether文は
「~かどうか」
という意味をあらわします。
 

I don’t know if she’s going to join us.
彼女が参加するかどうかわかりません。

このように目的語のところに
IF文がでたら第3文型です。
 

I’ve decided whether or not to join tomorrow.
明日参加するかどうか決めました。

おそらく
第3文型の目的語には
if文が多いと思いますが、
whether文がくることも
あります。

疑問詞

疑問詞はいわゆる
「5W1H」です。
 

when where who what why how

などです。
 

I bought what I wanted to buy.
買いたいものを買いました。

I(主語) + bought(動詞)の後に
what節がきた第3文型です。
 

I know how to make it.
どうやって作るか知っています

I(主語) + know(動詞)の後に
疑問詞[how]がきている
第3文型です。
 

Tell me what you saw.
あなたがみたことを教えて。

これは命令形なので
動詞から始まっていて
主語[You]が省略されています。
 

これも第3文型です。

英語の第3文型の動詞は必ず他動詞

第3文型は
主語(S)+動詞(V)+目的語(O)
という形ですが、
この動詞には
必ず他動詞が入ります。
 

他動詞は、自分自身では
解決せず他のワードを
必要とします。
 

動詞の中には
他動詞の機能しかないもの、
自動詞の機能しかないもの、
両方の機能を備えたもの、
があります。


自動詞の機能しかない動詞は
第3文型では使えません。


例えば、
 

(1)【X】I laughed him. 私は彼を笑った
(2)【〇】I laughed at him. 私は彼を笑った

この[laugh]は
自動詞の機能しかないため
(1)の文章は成立しません。

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つまり、
第3文型にはなりません。

英語の第3文型は[主語(S)≠目的語(O)

英語の第3文型は
[主語(S) ≠ 目的語(O)]
というように
ノットイコールになります。
 

第2文型は、この逆で
[主語(S) = 補語(C)]
目的語と補語の違いがありますが
左右が=になります。
 

第2文型

She is a teacher. 彼女は教師です。
She = a teacher

 

第3文型

She saw a movie. 彼女は一本の映画を観た。
She ≠ a movie

 

両文型とも
主語と動詞の後には
名詞がきています。
 

しかし、
 


第2文型は「=」が成立
第3文型は「≠」になります。

英語の第3文型の使用目的

で、結局
第3文型の使用目的は何?
という疑問がわくと思います。

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どんなときに
使っているのか
というと…。

第3文型の使用目的

  1. 英語の基本文章を作成する

第3文型は
主語+動詞+目的語
で成立することから
英語で文章を作成するときの
基本中の基本となる文型です。

 

まとめ

英語の第3文型は
以下の構成となっています。
 

第3文型: 主語(S) + 動詞(V) + 目的語(O)

第3文型の特徴は、
大きくわけて4つあります。
 

第3文型の特徴

  1. [主語]は[目的語]を[動詞]するが基本
  2. 目的語にくるのは名詞か名詞節が多い
  3. 動詞は必ず他動詞がくる
  4. 主語(s) ≠ 目的語(O)

第3文型の使用目的は、
以下のような場合です。
 

第3文型の使用目的

  1. 英語の基本文章を作成する

目的語のところには
名詞が来ることが多いですが、
名詞的な機能のものは
全て入ります。
 

名詞
代名詞
To不定詞(名詞用法)
動名詞(ing)
名詞節(that節など)

to不定詞の名詞用法も
名詞ではありませんが
名詞的な機能をもつので
第3文型の目的語になります。
 

次は第4文型の特徴について
具体的に例文を交えて
見分け方や特長を紹介します。