こんにちは。
四流外資系社員の
安田トーシローです。
このサイトでは、英語苦手歴20年の筆者が
上級者では気づけない英語のポイントを
素人目線でわかりやすく紹介します。
ド素人が解説!
さすがにサルではわからない
英語の4文型を詳細に紹介!
目次
英語の第4文型の例文
第4文型の例文を
紹介します。
簡単な動詞を使った例文を
用意しました。
簡単な例文
彼に金貨を授与した。
彼女に本をあげた。
彼に携帯電話を手渡した。
彼に車を貸します。
彼にお金貸してあげた。
彼に仕事を申し出た(提供した)。
あなたは私から金を貸りている。
私は彼女にソースを手渡した。
私は彼にバイクを売りました。
私は彼女に手紙を送った
私は彼にボールをパスした。
私は彼女に英語を教えている。
私は彼女にドアを閉めるように言った
彼は彼女に花束を投げた
よいクリスマスになりますように
私はあなたに手順を書きます。
彼女は私にキャンディーを持ってきてくれた。
私は彼女に洋服を買います。
私は彼女に靴を選んだ。
彼女は私に夕食を作った。
私は彼女にキレイな貝殻を見つけた。
私は彼女にイヤリングを手に入れてあげた。
私は彼女にいくらかのチョコを残した。
彼女は私に夕食を作った。
彼女は私に絵を書いてくれた。
私は彼女に書類を準備した。
仕事の手間が省けました。
彼女は私にヒット曲を歌ってくれた。
ちょっと変わった例文
私は店員に現金を払った。
私はクラスメイトに写真を見せた。
I asked her if she wanted to go to the party.
彼は彼女に欲しいかどうかにかかわらず服を買ってあげた
このような文章が
第4文型です。
英文の基本は第3文型です。
第4文型も第3文型に
置き換えられます。
自分で例文を作ろうとすると
気が付くと思いますが、
意外と思いつきません。
buyとかgiveあたりの動詞なら
すぐ思いつくのですが、
getとかprepareとかleaveとか
例文が思い浮かびません。。。
そういえば
私は彼女に本を読んであげました。
この文章は
翻訳サイトによっては
このように第3文型で
英訳されてしまう
ことがあります。
第4文型は
特殊とまでは言えませんが
初心者が使う頻度は
それほど多くない文型です。
では、どんなときに使うのか、
下記で紹介していきます。
英語の第4文型の見分け方と特徴とは
第4文型は以下のような
要素からなります。
第4文型の特徴は
以下の5つです。
- [主語]は[間接目的語]に[直接目的語]を[動詞]してもらう(してあげる)が基本
- 間接目的語には[人]がくる
- 直接目的語には[名詞的なもの]がくる
- ある程度は使う動詞が決まっている
- 動詞は必ず他動詞がくる
英語の第4文型は主語・動詞・目的語・目的語
英語の第4文型は
[主語]が
[間接目的語]に
[直接目的語]を
[動詞]してあげる(してもらう)
これが基本です。
第3文型の
[主語(S)+動詞(V)+目的語(O)]に
もう一つ目的語がプラスされた
発展形のような形です。
【第4文型】I gave [him] a book. 私は[彼に]本をあげました。
というように
第3文型と比べて
第4文型では
1つ要素が増えています。
英語の第4文型は間接目的語に[人]がくる
第4文型の3番目の位置は
間接目的語です。
ここには「人」がきます。
もしかして、
例外があるかも
しれませんが
基本は「人」です。
[人に~してあげる]
[人から~してもらう]
というのが第4文型の用途です。
人といっても、もちろん
me、you、him、her
のような人称代名詞
だけではありません。
私は店員に現金を払った。
私はクラスメイトに写真を見せた。
このように
店員(the clerk)
クラスメイト(classmates)
のようなケースも
あります。
英語の第4文型は直接目的語に[名詞的なもの]がくる
第4文型の4番目の位置は
直接目的語です。
ここには「名詞」がきます。
名詞的なものと書いていますが、
これは[名詞]や[名詞節]など
も入ります。
なので、当然ですが、
1つの単語とは限りません。
彼は彼女に[欲しいかどうかにかかわらず服を]買ってあげた
要約すると
[服を買ってあげた]
ということですが、
[欲しいかどうかにかかわらず服を]
という長たらしい文が
直接目的語のところに
きています。
これでも第4文型です。
英語の第4文型で使う動詞とは
第4文型は
主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+目的語(O)
という形ですが、
ここで使われる動詞は、
ある程度決まっています
【第3文型のとき[to]が付く動詞】
動詞 | 意味 |
---|---|
award | 与える |
give | 与える |
hand | 手渡す |
lend | 貸す |
loan | 貸す |
offer | 提供する、提示する |
owe | 借りている |
pass | パスする、手渡す |
pay | 支払う |
read | 読む |
sell | 売る |
send | 送る |
show | 見せる |
teach | 教える |
tell | 言う |
throw | 投げる |
wish | 望む、祈る |
write | 書く |
【第3文型のとき[for]が付く動詞】
動詞 | 意味 |
---|---|
bring | 持ってくる、持っていく |
buy | 買う |
choose | 選ぶ |
cook | 料理する |
find | 見つける、気付く |
get | 到着する、入手する、買う、~の状態にする |
leave | ~を残す、~のままにする、離れる |
make | 作る、~(の状態)にする |
order | 注文する、命令する、整える |
paint | 塗る、描く |
prepare | 準備する |
save | 救う、取っておく、節約する |
sing | 歌う |
これが全部ではありません。
もっとありますが、
第4文型特有の表現を出す
という意味では
上記の動詞が有名です。
上でも紹介していますが、
してあげる
してもらう
というニュアンスです。
これを出すために
よく使われるのが
上記の動詞です。
第3文型にすると[to]と[for]を使う
上記で紹介した
[to]と[for]について
詳しく記載します。
実は、第4文型は第3文型に
置き換え可能です。
第3文型に変形するとしたら
上記の動詞と共に
[to]または[for]を伴います。
、
例えば
【第3文型】I gave a book [to] him. 私は彼に本をあげました。
【第3文型】I sold my bike [to] him. 私は彼にバイクを売りました。
【第3文型】I made cookies [for] her. 彼女にクッキーを作ってあげた。
【第3文型】She cooked dinner [for] me. 彼女は私に夕食を作った。
このように動詞の種類によって
toまたはforを使います。
どちらを使うかは、
上記の動詞一覧で
記載した通りです。
toとforの使い方が微妙な動詞もある
とはいえ、
前置詞の使い方は
初心者には難しいです。
ちょっとしたニュアンスで
変わってしまいます。
例えば、
上記の動詞一覧では
[bring]は[for]の項目に
入れています。
しかし!
下記のような例文では
forだったり
toだったり
使い方が微妙です。
彼は彼女に本を持ってきてあげた
彼はそれを私に持ってきてくれた
このように、
toとforの使い方が微妙な
動詞もあります。
英語は間接目的語をスッキリさせたい
このように
第4文型は第3文型で
置き換えが可能ですが、
それじゃいったい
どっちを使えばいいのか?
ということを
ド素人なら思うはずです!
私も思いました。
ド素人なので…
このあたりの
ネイティブな感覚は
分かりません。
ただし、1つ特徴があります。
それは、
[間接目的語は短くする]
というのが特徴です。
第4文型は
主語(S)+動詞(V)+間接目的語(O)+直接目的語(O)
という構成です。
【第3文型】I gave the book to [someone else]. 私は他の誰かに本を差し上げた。
関節目的語が
[someone else]となって
ちょっと微妙ですが、
長い感じがします。
この場合は、
必ずということではないですが、
第3文型を使います。
もっと長くなると、
【第3文型】I showed the pictures to [each person in the class]. 私はクラスの一人一人に写真を見せました。
もう、ここまで長くなると
日本人でも第3文型を
使いたくなります。
ホントか?
英語では、
この間接目的語の部分を
スッキリさせたい派が
多いようです。
ということで、
間接目的語が長くなるなら
第3文型で伝えましょう。
英語の第4文型特有のニュアンス
これまで紹介したように
第4文型は第3文型に
置き換えることが可能です。
それなら第3文型だけで
いいじゃないの?
と思うかもしれません。
第4文型を使うと
特有のニュアンスを
醸し出すことが
できるようです。
それは
- ~してあげる
- ~してもらう
というニュアンスに
なります。
彼にお金貸してあげた。
これが第3文型になると
彼にお金を貸した。
[お金]という目的を[貸す]した
となるので
お金に着目することになります。
これが第4文型だと
[私は彼に~してあげる]
ということを表せます。
彼女は私に夕食を作ってくれた。
[彼女は私に~してくれた]
ということを表せます。
もちろん、
日本語に訳すとき
必ずこのように
しなければいけない
ということではありません。
その都度、
適した訳にするべきですが、
ニュアンスとして
このような意味が
隠れているということです。
このような理由からも
第4文型の間接目的語には
[人]が入るのが基本です。
英語の第4文型の使用目的
で、結局
第4文型の使用目的は何?
という疑問がわくと思います。
どんなときに
使っているのか
というと…。
- 主語が間接目的語に直接目的語をしてあげる(してもらう)
これが第4文型の
基本中の基本です。
このような
お世話な感じのニュアンスを
出す文型です。
まとめ
英語の第4文型は
以下の構成となっています。
第4文型の特徴は、
大きくわけて5つあります。
- [主語]は[間接目的語]に[直接目的語]を[動詞]してもおらう(してあげる)が基本
- 間接目的語には[人]がくる
- 直接目的語には[名詞的なもの]がくる
- ある程度は使う動詞が決まっている
- 動詞は必ず他動詞がくる
第4文型の使用目的は、
以下のような場合です。
- 主語が間接目的語に直接目的語をしてあげる(してもらう)
次は第5文型の特徴について
具体的に例文を交えて
見分け方や特長を紹介します。