形容詞
hiro8

こんにちは。
四流外資系社員の
安田トーシローです。

このサイトでは、英語苦手歴20年の筆者が
上級者では気づけない英語のポイントを
ド素人目線でわかりやすく紹介します。


名詞なら何となく判断できるけど
形容詞ってよくわからない!

 

という英語初心者向けに!
わかりやすく紹介します。


形容詞には使い方(用法)が
2つあります。

下記は[interesting]という形容詞を使って
映画について説明している文です。
 

【限定用法】
I saw an interesting movie.
私は面白い映画を見た

an [interesting] movie
[面白い]映画
というように映画という名詞を
限定するのが限定用法です。
 

面白い、退屈な、わくわくする
など様々な映画の中から
[面白い映画]と限定しています。
 

次に!
 

【叙述用法】
That movie is interesting.
その映画は面白い。

その映画は[面白い]と
主語を説明するのが叙述用法です。
 

このように、
ここでは形容詞の2つの用法を
詳しく紹介します。
 

英語の形容詞の用法は2つ

英語の形容詞の使い方は
意外と奥が深いです。
 

文法的に形容詞の用法は
大きく分けて2つあります。
 

形容詞の用法は2つ

  1. 限定用法
  2. 叙述用法
【限定用法】
I saw an interesting movie.
私は面白い映画を見た

 

【叙述用法】
That movie is interesting.
その映画は面白い。

形容詞の分け方によっては
他にもいろいろあります。
 

用途で分けると、
尺度形容詞
評価形容詞
数量形容詞
性質形容詞
などなど。
 

ここでは文法的に用法という意味で
限定形容詞と叙述形容詞を
それぞれ詳しく紹介します。
 

英語の形容詞の限定用法とは

まずは形容詞の限定用法を
紹介します。


限定用法の形容詞は
名詞の直前に置かれて
名詞の意味を限定します。


例えば「川」という名詞の前に
[大きな][小さな]といった形容詞を
追加して[大きな川]にすれば、
どのような川なのか限定できます。
 

このような形容詞の用法は
限定用法と呼ばれています。
 

限定形容詞の例文

形容詞の限定用法は
名詞を限定します。
 

以下に2つの似たような例文を記載しました。
 

There is a beautiful river in this city.
この街には美しい小川があります。
There is a muddy river in this city.
この街には濁った川があります。

2つの例文の違いは
a beautiful river
a muddy river
だけです。
 

river(川)という名詞に対して
[美しい]川
[濁った]川
というように川の範囲を限定しています。
 

a [beautiful] riverは
川の中でも[美しい]限定で
述べています。
 

限定形容詞は並べて使える

限定用法の形容詞は
並べて使うことができます。
 

例えば!
 

私は白くてかわいい犬を飼っています
I have a [cute] [white] dog.

このように、
[cute(かわいい)][白い(white)]
という形容詞を並べて使えます。
 

さらに、もう一つ
形容詞を加えると!
 

I have a cute little white dog.
私は白くてかわいい小さな犬を飼っています。

こうなると、形容詞の順番は
どうなのか?
 

hiro9

形容詞の順番?

という疑問がわくかもしれませんので、
次で紹介します。
 

形容詞を並べる順番

限定用法の形容詞は
並べて使うことができますが、
並べる順番がある程度決まっています。
 

I have a cute little white dog.
私は白くてかわいい小さな犬を飼っています。

ここで使う形容詞は3つあります。
 

  1. cute
  2. little
  3. white

いろいろ細かい決まりがありますが
英語初心者が覚えやすいのは以下です。
 

形容詞を並べる順番

  1. 不変的な事実の方が後

まず[cute]は人によって
評価が分かれるため、
このような単語は先にきます。
 

次に[little]ですが、
大きさは、ある程度決まっているので
2番目に来ました。
 

最後に[white]は、
もっとも変化しにくいので
最後にきています。
 

もう一つ例文です。
 

I’m wearing a tiny white silk T-shirt.
私は絹の白い小さなVネックTシャツを着ています。

ここで使う形容詞は3つあります。
 

  1. tiny
  2. white
  3. silk

ここで一番、不変的な事実は
silk(絹)という素材です。
 

綿などに変えることは難しいですので
一番最後にきます。
 

問題は[tiny][white]ですが
結果から言うと、
形、色、素材
の順に並べます。
 

  1. [1]意見/[2]大きさ/[3]新旧/[4]形 ※順不同
  2. [5]色
  3. [6]所属
  4. [7]素材

本来は、日本の英文法では
細かく規定があります。


実際には、
ネイティブが使って違和感がない順番、
という感覚的なことが大きいようです。

例えば
[1]~[4]は文法チェックのソフトでも
NGが出ませんでした。
 

とはいえ、テスト対策であれば、
この順番を正確に覚えるしかありません。
 

また、実際には、
無尽蔵に並べすぎることは
ないと思います。
 

hiro8

あくまでも私の感想ですが…

気にするのはせいぜい3つまでで、
それ以上多く並べる場合は、
いい加減でも大丈夫な印象です。
 

[and]でつなげているような感じで、
単に要素を並べているだけ!
という感覚になるのかもしれません。
 

ただし、最後の3つは厳格なようで、
順番を間違うと、
文法チェックソフトでNGが出ました。

  1. [5]色
  2. [6]所属
  3. [7]素材

これは
white(色) Japanese(所属) silk(素材)
と覚えてしまいましょう。
 

また、ハッピーニューイヤーは
[happy(意見) new(新旧) year]です。
 

やはり意見に関する形容詞は
最初に来ます。

これを付け足して
 

[happy new white Japanese silk]と
覚えれば5つの順番は記憶可能!
 

ついでに、もう1つ足すと
[happy big new white Japanese silk]
ここまで覚えると6つ記憶できます。

英語の形容詞の叙述用法とは

次は形容詞の叙述用法を
紹介します。


叙述用法の形容詞は
補語として使われます。


例えば、第2文型では
動詞の後に置かれるのが補語です。
 

第2文型: S + V + C(補語)
 

叙述形容詞の例文

ここでは叙述形容詞の例文を
いくつか紹介します。
 

Mt. Fuji is high.
富士山は高い
She is kind.
彼女は親切です。

真ん中のbe動詞が
[=]の役目になります。
 

Mt. Fuji(富士山) = high(高い)
She(彼女) = kind(親切)

[叙述]とは辞書によると
「物事を順を追って述べること」
だそうです。
 

上記の例文で言うと
主語について説明しているのが
形容詞の叙述用法です。
 

叙述形容詞は並べて使えない

叙述用法の形容詞は
並べて使うことができません。
 

例えば!
 

私の犬はかわいい
My dog is cute

形容詞[かわいい(cute)]が使われています。
 

これに[白い(white)][かわいい(cute)]という
2つの形容詞を使いたいとします。
 

私の犬は白くてかわいい。
My dog is white and cute.

このように[and]で結ぶ必要があります。
 

または名詞化してしまえば、

私の犬は白くてかわいい。
My dog is a cute white dog.

最初と最後に同じ単語dogを
使うのでちょっと気になりますが…。
 

[a cute white dog]
という名詞化のcuteとwhiteは
先ほど紹介した限定用法になります。
 

もっとシンプルな限定用法にすると。
 

私は白くてかわいい犬を飼っています。
I have a [cute] [white] dog.

 

絶対形容詞は比較も副詞も付けちゃダメ

絶対形容詞と呼ぼれる形容詞があります。
 

絶対形容詞という言葉が
正式なものかどうかは
わかりません…。
 

絶対的な意味をあらわす形容詞で、
人の感覚で意味が変わらないものです。
 

  1. unique (唯一の)
  2. complete (完全な)
  3. final (最後の)
hiro12

このような形容詞です。

絶対形容詞は
絶対的に不変な意味ののため
程度副詞や比較の単語は
付けられません。
 

very、rather
副詞

 

more、most
比較級、最上級

 

【×】very(とても)complete(完璧)
【×】more(より)final(最後の)

[完璧]は[完璧]なので
日本語に引きずられて
[とても完璧]は×です。
 

反対に以下の形容詞は
人の見方で判断が変わるので
絶対ではありません。
 

  1. beautiful(美しい)
  2. delicious(おいしい)
  3. tall(背が高い)

絶対形容詞はたくさんあります。
 

promised(約束した)
engaged(予約済の、婚約中の)
のような形容詞もあります。
 

単語を丸暗記するよりも
[絶対的な意味の形容詞]と
覚えておいた方がいいと思います。
 

副詞を付けられない

絶対形容詞は
絶対的に不変な意味ののため
程度副詞や比較の単語は
付けられません。
 

ここでは限定用法と叙述用法で
例文を記載しました。
 

【限定用法】
Imariyaki is a unique process.
伊万里焼は唯一無二の製法です。

 

【叙述用法】
Imariyaki is unique.
伊万里焼は唯一無二です。

この2つの例文には
下記のようにveryやmoreなどの
程度副詞を付けられません。
 

【×】Imariyaki is a very unique process.
伊万里焼はとても唯一無二の製法です。
【×】Imariyaki is very unique.
伊万里焼はとても唯一無二です。

ただし[unique]には「唯一」の他に
「ユニーク、独特」といった意味もあります。
 

He painted a very unique picture.
彼はとてもユニークな絵を書いた。

このような英文を
使ってしまうことは
ありますよねえ…。
 

実際に翻訳ソフトでも
通ってしまいます。
 

辞典のwebioでも
uniqueを[特徴のある]などの意味では
veryが使われることがあると
記載されています。
 

【webio】veryについて
https://ejje.weblio.jp/content/unique
 

また、[unique]を
[唯一]ではなく[ユニーク]という
意味でmoreとも一緒に使えます。
 

【〇】I found three more unique points.
3つのよりユニークなポイントを見つけた。

判断がとっても難しいですが、
[very]と[more]には気をつけましょう。
 

他にも程度副詞はあります。

  1. almost(ほとんど)
  2. enough(十分に)
  3. too(あまりに)

これらは絶対形容詞と一緒に使っても
翻訳ソフトで通ってしまいます。
 

He painted an almost unique picture.
彼はほとんどユニークな絵を描いた。
 
He painted an enough unique picture.
彼は十分にユニークな絵を描いた。
 
He painted a too unique picture.
彼はあまりにもユニークな絵を描いた。

uniqueを唯一無二という意味で使ったとしても
[almost unique(ほとんど唯一無二)]は
意味の上でも、あり得る表現です。
 

ということなので、注意するのは
[very]と[more]です。
 

英語の形容詞の限定と叙述で異なる部分

英語の形容詞では、
限定用法と叙述用法で
いくつか異なる部分があります。
 

ここでは下記の3つを
詳しく紹介します。
 

形容詞の限定と叙述で異なる部分

  1. 限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞
  2. 限定用法のみの形容詞
  3. 叙述用法のみの形容詞

限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞

2つの全く異なる意味を持つ単語は
いろいろありますが、
ここでは限定用法と叙述用法で
意味が異なる形容詞を紹介します。
 

意味が変わる形容詞

まず限定と叙述で
意味が全く違う単語3つ。
 

形容詞 限定用法 叙述用法
certain ある、一定の 確かな
present 今の、現在の 出席して、存在して
ill 悪い 病気

certainについて

限定用法では
[ある]と言う意味が基本になり、
叙述用法では
[確かな]という意味になります。
 

  1. 【限定用法】ある、一定の
  2. 【叙述用法】確かな

 

限定用法の例です。

certain number(ある数)
certain place(ある場所)
certain substances(ある物質)

上記のような[ある〇〇]は
頭に[a]を付けます。
 

a certain number
a certain place
a certain substances


aを付けない場合
[一定の][特定の]と
訳すことが多いです。

That country is dangerous in certain areas.
あの国は特定の地域が危険です。

次に叙述用法の例です。

It is certain that he was in the office yesterday.
彼は昨日事務所にいたのは確かです。
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ただし!

[確かな]をあらわす形容詞は
いくつかあります。
 

  1. sure(主観的に確かな)
  2. certain(客観的な証拠や根拠による確かな)
  3. confident(強い確信で確かな)

このようなことから会話では
[sure]を多用します。
 

[彼が試験に合格するのは確かだ]
[彼が出世するのは確かだ]
[雨が降るのは確かだ]
 

このような[確か]には
客観的な証拠や根拠がないため
[certain]を使わず[sure]を使います。
 

I am sure.
私は確信している。

参考までに、
副詞のcertainly(確かに)は使います。
 

これにも、
surely(主観的な確かに)
undoubtedly(疑う余地なく確かに)
などがあります。
 

presentについて

限定用法では
[今の][現在の]と言う意味が基本になり、
叙述用法では
[出席して][存在して]という意味になります。
 

  1. 【限定用法】今の、現在の
  2. 【叙述用法】出席して、存在して

 

限定用法の例です。

present age(現在の時代)
present century(今世紀)
present conditions(現状)
The present perfect tense is difficult for the Japanese.
日本人には現在完了形は難しい。

叙述用法の例です。

I was present.
出席しました。

ちなみに[present]は形容詞の他に
名詞で[プレゼント]
動詞で[贈る]
という意味もあります。
 

ちなみに、
贈り物という意味の「プレゼント」は、
英語では良い贈り物とは限りません。
 

The heavy rain presented a difficult situation.
大雨で大変な状況になった。

 

illについて

限定用法では
[悪い]と言う意味が基本になり、
叙述用法では
[病気]という意味になります。
 

  1. 【限定用法】悪い
  2. 【叙述用法】病気

 

限定用法の例です。

ill deeds(悪行、悪い行い)
ill effect(悪影響)
ill repute(悪評)
ill health(不健康)
ill news(凶報)
ill manners(無作法、悪い作法)

ただし[悪い]の基本は[bad]で、
例えば、悪い習慣は[bad habit]です。


英語初心者は[ill]との判断が難しいので
自分でアレンジして使うのではなく
上記のような決まった言葉のみを
使用するのが無難だと思います。

叙述用法では
以下のような意味になります。

He is ill.
彼は病気です。

 

意味が変わることも同じこともある形容詞

限定と叙述で意味が
違うこともあれば同じこともある
という特殊な単語があります。
 

これは文脈から判断するしかありません。
 

形容詞 限定用法 叙述用法
lete [人]故、[人以外]遅い、後半 遅い、後半
right 右の、正しい 正しい
able 有能な ~できる

leteについて

限定用法では、
基本的に[遅い、後半]という意味ですが、
後ろに人がくると[故]という意味になります。
 

  1. 【限定用法】故、遅い、後半
  2. 【叙述用法】遅い、後半

 

以下のように
後ろに人をあらわす単語がくる場合
故人を意味します。

late acter(亡くなった俳優)
late president(故大統領)

 

とはいえ、人でも
下記は[遅い]の意味になるので
難しいです。

late guest(遅く着いた客)

 

また、人以外では
[遅い、後半]の意味になります。

late Edo period(江戸時代後期)
late teens.(10代後半)

 

叙述用法では
[遅い、後半]という意味になります。

He is late for the meeting.
彼は会議に遅れている。

 

rightについて

[right]は、
限定用法では[右]と[正しい]があり、
叙述用法では[正しい]です。
 

  1. 【限定用法】右、正しい
  2. 【叙述用法】正しい

 

[右]の意味で使う場合は
左右が存在していて、
その右側をあらわすことが多いです。

right hand(右手)
right leg(右脚)
right brain(右脳)

 

[正しい]の意味で使う場合
左右関係ない場合が多いです。

right judgement(正しい判断)
right answer(正しい答え、正解)
right living(正しい生活)

 

以下は例外中の例外で
複数の意味があります。

right line(直線、正しい線、右の線、右の行)

 

叙述用法は単純です。

あなたは正しい(その通りです)。
You are right.

 

ableについて

限定用法では
[有能な]と言う意味が基本になり、
叙述用法では
[~できる][有能な]という意味になります。
 

  1. 【限定用法】有能な
  2. 【叙述用法】~できる、有能な

 

限定用法は単純です。

able person(有能な人)
able child(有能な子供)
able talker(有能な話し手、上手な話し手)

叙述用法は、
[be able to]で使うと
[~できる]になります。

He is able to swim.
彼は泳げる。

[be able to]以外では
[有能な]の意味になります。
 

He is able.
彼は有能な(できる)人です。

 

限定用法のみの形容詞

限定用法しかない形容詞を紹介します。
 

限定用法のみの形容詞

  1. only [唯一の、たたの]
  2. main [主な]
  3. weekly [毎週の]
  4. elder [年上の]

もっとたくさんありますが、
あまり覚える意味は
ないと思います。
 

叙述用法で使ったら
意味が成立しないため
必然的に限定用法で
使うことになるからです。

【限定用法】
This is the main dish.
これがメインディッシュです。

これを叙述用法で使うと!

【叙述用法】
【×】This is main.
これがメインです。
【叙述用法】
【×】This is only.
これがオンリーです。

何がメインなのか?
何かオンリーなのか?
不明です。
 

hiro9

ただし、口語では
このような文章を
使わないとも限りませんが…。

ちなにみ、elderに関しては
完全に限定用法だけです。

【限定用法】
He is my elder brother.
彼は私の兄です。

 

叙述の場合は[older]を使います。

【叙述用法】
He is older than me.
彼は私より年上です。

 

叙述用法のみの形容詞

叙述用法のみで使われる形容詞は
主に「状態」について
あらわす形容詞です。
 

叙述用法のみの形容詞

  1. awake [目が覚めて(いる状態)]
  2. dead [死んでいる(状態)]
  3. sleep [眠って(いる状態)]

もっとたくさんありますが、
あまり覚える意味はないと思います。
 

「~の状態」という形容詞なので
基本的には叙述用法で使われます。
 

【叙述用法】
He is awake.
彼は起きています(目が覚めている状態)。
hiro5

ですが!

下記のような使い方が
無いとも限らない…
という感じです。

【限定用法】
He is an awake man.
彼は目覚めた(覚醒した)人です。

Gp the Golden Childというアーティストの
[The Wide Awake Man]という
ミニアルバムがあるのを見つけました。
 

言語なので文法無視の
使い方もあります。
 

英語の形容詞の見分け方

形容詞を使う位置は
ある程度決まっています。
 

基本的には、単語と文法を学習していけば
おのずと判断できるようになっていきます。
 

見分け方の基本

形容詞の限定用法の場合は、
冠詞の後に形容詞が来て名詞がきます。
 

a cute dog(かわいい犬)
[冠詞][形容詞][名詞]

冠詞は[a、an、the]です。
 

冠詞の後に形容詞が来て、その後に名詞です。
 

単語を覚えていくうちに名詞が分かれば
その前についている単語は
形容詞の可能性が高いです。
 

hiro14

単語を覚えるときは
品詞もセットで
覚えましょう!

形容詞の叙述用法の場合は
第2文型の補語として使うことが多いです。
 

She is beautiful.(彼女は美しい。)
[名詞][be動詞][形容詞]

be動詞の後に冠詞がなくて
単語が来ている場合は
形容詞の可能性が高いです。
 

単語から形容詞を見分ける

単語を覚えてくると、
見ただけで形容詞かな?
と判断できることが多くなります。
 

例外は多数存在しますが、
単語の語尾に特徴があります。
 

形容詞の語尾 意味
(i)al official 公の
(c)al medical 医学の
(t)ive active 活動的な
ic specific 明確な、特定の
(i)ous delicious とてもおいしい
ent convenient 便利な
ile mobile 可動性の
ary necessary 必要な
ful beautiful 美しい
able valuable 高価な、貴重な

例外はたくさんあるので要注意です。
 

active(活動的な)は形容詞でも
incentive(奨励金)は名詞です。
 

convenient(便利な)は形容詞でも
agent(代理人)は名詞です。
 

例えば[picnic]は名詞も形容詞も存在し
単体でピクニックという名詞になる一方、
[a picnic lunch](ピクニック用のお弁当)
という形容詞にもなります。
 

necessary(必要な)も形容詞と名詞があり、
diary(日記)だと完全に名詞です。
 

また、
valuable(高価な、貴重な)も形容詞と名詞があり、
名詞の場合、valuables(貴重品)のように
複数形にして使うケースも多々あります。
 

まとめ

今回は、その他の形容詞を
紹介しました。
 

使い方が意外と難しいのが形容詞です。
 

文法的に形容詞の用法は
大きく分けて2つあります。
 

形容詞の用法は2つ

  1. 限定用法
  2. 叙述用法

限定用法の形容詞は
名詞の直前に置かれて
名詞の意味を限定します。
 

叙述用法の形容詞は
補語として使われます。
 

次回は、副詞を
紹介します。